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哲学カフェ「会話と対話」

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  「哲学カフェ」ってなあに?と聞かれた時に、「会話」では無く「対話」です。 という言葉を聞かれる事が少なく無いと思います。 「会話」と「対話」が違うって何? と、何となく伝わるけど、それってどうなの?と思う事は無いでしょうか? 哲学カフェの進行役として、全員が同じ考えでは無い事を承知の上でお読みくださいね。 「会話」は、複数の人数(一人では無いという意味です)で話をすることです。 「対話」は、二人以上でコミュニケーションを取る。という事が含まれます。 「会話」は知っている人の間で… 解りやすい例としましては、 「会話」は取り留めのない話が多くある為、お互いにすでに知り合った関係にある複数の人が交互に話をする場合を言います。 同じクラスの友人とか、サークルの知人、学生時代の仲間、職場の同僚などすでにお互いが何をする人、何に所属している人、という関係がすでにある場合が多いと思われます。 もちろん、お見合いや初めて会った方とのお話でも会話と呼べない事はありませんが、この場合は手探りの会話になります。 なので、相手がどのような事を好むのか?あるいは仕事などでは、はっきりとした質問や内容確認なども会話の中でお話される事があると思います。 一部、仕事となると「商談」という言葉で表す事もあります。 「対話」は知らぬ同士の間で… 一方、「対話」は、英語でダイアローグと言いまして、理解を深めるためのコミュニケーションの意味があります。 ですので、1つのテーマなどが用意されていることが多いので、今日集まった誰とも知らない人とも、会話の探り合いなどが無く、話し合う議題が決まっています。 「議題やテーマが決まっている。」という話合いは、集まった方の年齢や職業、所属などをまったく知らない同志で、その「考え」や「意見」「価値観」を話し合う事で共通な点、異なる点などを肯定も否定もせず、進んでいく事が望まれます。 哲学カフェは「対話」の時間です 神戸山の手哲学カフェも、まったく年齢やご職業、趣味などを知らない同志が参加者となって、ひとつのテーマについてそれぞれのお考えを対話する場となっています。 価値観やモノに対する考え方が違う。という事を前提に対話をするので、新たな考えやいろんな生き方があるという事の気づきを発見した時、楽しい!面白い!を感じて盛られているような気が致します。 歳をとって友人と