All aboard(オールアボード)哲学カフェのルールについて

 

神戸 山の手 哲学カフェ

All aboard(オールアボード)哲学カフェのルールについて


1.おひとりの発言が終わるまで、聞いてください。

2.発言は迷いながら話してもかまいません。

3.難しい言葉を使わないようにしましょう。

4.人のいう事に対して否定的な態度をとらない。

5.知識ではなく、自分の経験を話しましょう。

6.意見が変わってもかまいません。

7.オールアボードでは、皆様から発表頂いたお話について、まとめたり、結論を出したりといった事はいたしません。

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1.おひとりの発言が終わるまで、聞いてください。


参加者の皆様は皆、初対面という事が多いです。

そんな中、知らない方のご意見やご経験の発言は、じっと静かにお聞きしないと解りかねる事があります。

他の方の発言は、じっくりゆっくり聞いてみましょう。


2.発言は迷いながら話してもかまいません。


ひとつのテーマについて、自分なりの意見や経験を話していたら、論点が解らなくなった。という事が多々あります。

それでも、構わないのです。

ご自分の意見は中途半端になっていても、かまいません。


そんな時は、他の方が「こういう事ですか?」質問をしてくれる時があるので、また自分の意見の整理にむすびつく事がよくあります。


3.難しい言葉を使わないようにしましょう。


テーマに対して哲学的に対話しましょう。という事で集まっているのですが、だからと言って「哲学」そのものである必要はありません。

哲学に出てくるような難しい言葉や英語、通常会話で使わない言葉の羅列は避けましょう。


哲学カフェは、能力の良し悪しを披露するところではありません。

自分の能力を認めてもらうよりも自分の意見を理解してもらおう。という気持ちで発言する事が良い事です。


4.人のいう事に対して否定的な態度をとらない。


人の意見と違って当たり前です。

その自分の意見や経験と違う話を聞けるのが哲学カフェの良いところです。


否定的にはならず、もし自分が考えている事と違う意見が出た場合は、「わたしはこう思うが、どこに差があるのか?」をじっくり考える事こそ、わたくし達の「哲学カフェ」です。


「何故、こうでは無くこう思われるのですか?」と問いに変えていきましょう。

それこそが、「哲学カフェ」の面白いところです。


5.知識ではなく、自分の経験を話しましょう。


昨今、知識はインターネットで調べればすぐに答えが見つかります。

しかしこの「哲学カフェ」では、それをヒントにそれぞれが生きてきた中で感じた事や出会った経験を対話することで、インターネットの知識より、より人間的に理解する事が出来ます。

それが、テーマについてもっと知る。という事になります。

誰か立派な方が発せられた言葉ではなく、簡単に自分だけの経験を話すようにしましょう。


6.意見が変わってもかまいません。


最初に発言した時はこう思っていたけれど、いろんな意見を聞いている間に、考えが変わって来た。

という事があります。

それこそが「哲学カフェ」の極意です。


「なによ!あの人一貫性が無いわね」なんて言ってはいけません。

考えが変わる事、それは「哲学カフェ」に参加した良いお土産となります。


7.オールアボードでは、皆様から発表頂いたお話について、まとめたり、結論を出したりと言った事はいたしません。


わたくしはこれを大事な事と思っています。

皆様のご意見に良い悪いはありませんし、そのご意見の中から共通の何かを導くのはもしかしたら、率直なご意見を捻じ曲げて型にはめてしまう可能性もあるのでは無いか?と思ってしまうからです。


わたくしたち「哲学カフェ」を楽しむ人々にとって、哲学者が解く問題の回答を導くものでもありませんし、第一無理です。ご自分と同じような意見、違う意見それぞれを心に「お土産」として持って帰って頂いて、さらに考えを深めて頂いたり、またはすっかり忘れて頂いたり(笑)それで「あ~楽しかった!」という時間にして頂けたらいいなぁ~とおもっています。

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何も準備は要りません。

ただ、同じ空間に居て、話をしたり話を聞いたり…そんな他に無い時間の共有が出来るのが「哲学カフェ」なので、お時間のある時は是非参加下さいませ。

お待ちしております。

葉月硝子

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