哲学カフェの楽しみ方

 

毎月開催しております「オールアボード」の哲学カフェは、月に1度、カフェド仏蘭西さんの場所をお借りして開催しております。

カフェド仏蘭西のオーナーさんから「哲学カフェって面白いの?難しくない?という質問がよくあるんです。」とのご連絡を頂きましたので、この場を借りてお話したいと思います。

哲学カフェと聞くととても難しいのかしら?と思われる方もいらっしゃいますが、実は難しい集いもあります。お聞きしたところ、上級、中級、初級に分けていらっしゃるところもあるとお聞きしました。

しかし、「オールアボード」の哲学カフェは哲学を知らなくてOK!むしろ知らない方が良いです。そして哲学的な考えが出来なくて大丈夫な集まりです。

じゃあどんな事をしているのかしら?と思いますね。
少し、説明させて頂きます。

進行役のわたくし葉月硝子から、毎回事前にテーマをお知らせしています。
テーマは、「本音ってなんだろう?」「人柄について」「挑戦について」など暮らしや身近な言葉についてです。難しいテーマにならないよう心掛けています。

テーマがありますので、お友だち同士の会話…と言うより「対話」になります。

また、参加者様はお互いに立場や年齢など幅があるのですが、違う人生を歩いてきたそれぞれに感じるテーマにまつわる事を話します。(強制ではありません)

あくまで、主役は参加者様おひとりおひとりとなります。
他の方のご意見や経験を聞いて、新たな発見が見つかれば素晴らしい時間になります。

わたくし進行役を務める葉月硝子は、講師でもありませんし知識を提供する立場でもありません。皆様が話しやすい場となるように努めさせて頂きます。

また、わたくしが哲学カフェを開く意味ですが、皆様こういう事はありませんか?

・いつも家族としか話す事が無い。(たいてい夫)
・友人とは、楽しい話をするけれど、1つの事をじっくりと話し合う時間は無い。
・そもそも、友達とは会う事が無い。
・違った環境の方と、少しの時間会話を楽しみたい。
・会話を楽しむ場所が欲しいと思っていた。

等々、なかなかコミュニティに入っていくのはハードルが高かったり、カルチャーへ行くほどでは無かったり、お月謝を払ってまで…と思ったり。

色んな理由があると思うのですが、そんな方にも気軽に入れて気軽に辞めれる「対話の会」があったらと「場」を提供したく始めました。

「哲学カフェ」と硬いイメージのタイトルを掲げていますが、「1つのテーマについてじっくり考える。」というところはどこか哲学の「心理を探究する営み」というところとちょっと似ていますので、「哲学カフェ」として運営しています。

美味しい飲み物を片手に、互いに対話を楽しむ…それが哲学カフェの楽しみ方です。
難しい事は考えず、気軽のご参加下さいませ。

お待ちしております。


PS:ただ今開催中の「神戸山の手哲学カフェ」は45歳以上の女性限定としておりますが、
ご要望がございましたので、また別の日に女性に限らずご参加頂ける日も設けたいと思っております。少々お待ちください。

葉月硝子

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